インストアライブ終了しました。
一枚目のアルバム『ワンダーランド』を作りたいと思ったときには、周りのほとんどの人に”時期尚早”だと言われました。確かに、ギターを手にしてまだ2年足らず。ライブ活動は始めていたものの、晴れてデビューというような華々しいものではまるでなく、当時は、地元でのライブが月に一本あるかないかというような状況でした。
CDを作るのは、もう少しライブ本数やライブに来てくれる人が増えてからじゃないと、最初はCD-Rで十分、などいろいろなことを言われましたが、ずいぶんと年齢を重ねてからギターを持って唄い始めたわたしには、それまで生きてきた全部と強烈な初期衝動がある一枚目のアルバムは、その衝動がなるべくなくならないうちにどうしても作品にしておきたい、CD-RではなくちゃんとプレスをしたCDとして作りたいという思いがありました。ほとんどの人に時期尚早と言われる中、”おもろいやん!やろう!!”と言って、アルバム制作に賛同し協力してくれる人がいました。制作費用は、昼間の仕事が終わってから夜も内職をしてなんとか捻出しました。プレスは、1000枚という暴挙。
実際に1000枚のCDがうちに届いたときには、”やってもうた・・・”と恐ろしくもなりましたし、在庫を置かせてもらっている実家では、すごく邪魔にされて、売れないんだったらただで配り歩け!などと言われたものですが、わたしにとっては、ライブ会場でひとりずつの顔が見える距離でそのCDを手渡していく喜びは、その後のライブ活動への大きな力になってくれました。CDが売れて儲かる、なんてことはなかなか難しいのが現実ではあるけれど、インディーズでの活動は、CDの売上は次の作品の制作資金になるので、売れないと次の作品を作ることが出来ません。2枚目のアルバム『ツキミマンテマ』は、制作費用を少しでも浮かすために自身でのセルフレコーディングに挑戦して、小さな機材を買ってスタジオに通っての録音作業。それ自体は先の見えないものすごく孤独な作業でしたが、その時にも快く協力してくれた人たちの存在にとても救われました。
これまでにCDを手にしてくれた人たち、ライブへ足を運んでくれた人たち、歌を唄う場所を提供してくれたお店の人やイベントを企画し呼んでくれた人たち、そしてアルバム制作に賛同し協力してくれた人たち、どれも同じくして決して多くはないそんな人たちに支えられて、歌を唄い続けてくることができたこの10年でした。
一枚目のCDの在庫はまだありますが(一枚目&二枚目のアルバム共々合わせてこちらもぜひよろしくお願いします♪)おかげさまで、実家でも邪魔にされないくらいの数には減り、これまでの活動を通じての信頼も得たのか?いつからか両親もすごく応援してくれるようになりました。
そんな風に身近でずっと応援してきてくれた人たちが、はじめてタワーレコードにわたしのCDが並んでいること、今日のインストアライブの実現をとても喜んでくれました。何よりそのことが本当にうれしくて、もっと歌をがんばってもっとお返ししていけるようになりたいと改めて感じた今日でした。
この機会をいただいたタワーレコード鈴鹿店とお世話になっているブリッジにも感謝申しあげます。
そして、
雨の中タワーレコード鈴鹿店へ駆けつけてくださった皆さま、足を止めて歌を聴いてくださった皆さま、アルバム『Morgenrot』を手にしてくださった皆さま!!
ありがとうございました。
鈴鹿店17周年(おめでとうございます!)の6月に、紫陽花の花束とともに。
一枚目のアルバム『ワンダーランド』を作りたいと思ったときには、周りのほとんどの人に”時期尚早”だと言われました。確かに、ギターを手にしてまだ2年足らず。ライブ活動は始めていたものの、晴れてデビューというような華々しいものではまるでなく、当時は、地元でのライブが月に一本あるかないかというような状況でした。
CDを作るのは、もう少しライブ本数やライブに来てくれる人が増えてからじゃないと、最初はCD-Rで十分、などいろいろなことを言われましたが、ずいぶんと年齢を重ねてからギターを持って唄い始めたわたしには、それまで生きてきた全部と強烈な初期衝動がある一枚目のアルバムは、その衝動がなるべくなくならないうちにどうしても作品にしておきたい、CD-RではなくちゃんとプレスをしたCDとして作りたいという思いがありました。ほとんどの人に時期尚早と言われる中、”おもろいやん!やろう!!”と言って、アルバム制作に賛同し協力してくれる人がいました。制作費用は、昼間の仕事が終わってから夜も内職をしてなんとか捻出しました。プレスは、1000枚という暴挙。
実際に1000枚のCDがうちに届いたときには、”やってもうた・・・”と恐ろしくもなりましたし、在庫を置かせてもらっている実家では、すごく邪魔にされて、売れないんだったらただで配り歩け!などと言われたものですが、わたしにとっては、ライブ会場でひとりずつの顔が見える距離でそのCDを手渡していく喜びは、その後のライブ活動への大きな力になってくれました。CDが売れて儲かる、なんてことはなかなか難しいのが現実ではあるけれど、インディーズでの活動は、CDの売上は次の作品の制作資金になるので、売れないと次の作品を作ることが出来ません。2枚目のアルバム『ツキミマンテマ』は、制作費用を少しでも浮かすために自身でのセルフレコーディングに挑戦して、小さな機材を買ってスタジオに通っての録音作業。それ自体は先の見えないものすごく孤独な作業でしたが、その時にも快く協力してくれた人たちの存在にとても救われました。
これまでにCDを手にしてくれた人たち、ライブへ足を運んでくれた人たち、歌を唄う場所を提供してくれたお店の人やイベントを企画し呼んでくれた人たち、そしてアルバム制作に賛同し協力してくれた人たち、どれも同じくして決して多くはないそんな人たちに支えられて、歌を唄い続けてくることができたこの10年でした。
一枚目のCDの在庫はまだありますが(一枚目&二枚目のアルバム共々合わせてこちらもぜひよろしくお願いします♪)おかげさまで、実家でも邪魔にされないくらいの数には減り、これまでの活動を通じての信頼も得たのか?いつからか両親もすごく応援してくれるようになりました。
そんな風に身近でずっと応援してきてくれた人たちが、はじめてタワーレコードにわたしのCDが並んでいること、今日のインストアライブの実現をとても喜んでくれました。何よりそのことが本当にうれしくて、もっと歌をがんばってもっとお返ししていけるようになりたいと改めて感じた今日でした。
この機会をいただいたタワーレコード鈴鹿店とお世話になっているブリッジにも感謝申しあげます。
そして、
雨の中タワーレコード鈴鹿店へ駆けつけてくださった皆さま、足を止めて歌を聴いてくださった皆さま、アルバム『Morgenrot』を手にしてくださった皆さま!!
ありがとうございました。
鈴鹿店17周年(おめでとうございます!)の6月に、紫陽花の花束とともに。