発売記念ライブ@札幌カフェロウライフ

一年ぶりの北海道。
うれしいことに3年前から毎年この時期に札幌に来ています。
今年は新譜を携えてまた戻って来ることが出来てさらにうれしい札幌でした。
去年の7月、レストランのやさんでの演奏後に、毎年札幌でご一緒していただいているカンテレ奏者のあらひろこさんに”アルバムレコーディングの予定があり参加していただけませんか?”とお願いしたのでした。
快諾いただき、すぐに9月に名古屋でライブを組み、レコーディング日程を組みました。
が、その後、わたしは声が出なくなって、予定していた9月にはレコーディングには入れないことになり、さらにあらさんに9月にこちらに来ていただいたときには、伊勢湾台風並み!?とも言われていた大型台風が東海地方を直撃で、ライブも中止となってしまいました。
そんな状況ではありましたが、カンテレで入っていただけることが決まってから、カンテレの音が浮かんで、「under the linden」という曲が出来ました。レコーディング自体は、声が完全に快復するまでは見送ることになりましたが、あらさんにこちらに来ていただいたタイミングに合わせて仮唄を録って、カンテレのレコーディングは予定通り無事に進み、「メリーゴーランド」と「under the linden」の2曲にカンテレで参加していただくことが出来ました。
あらさんとは、8年ほど前に三重県の津市でのイベントでご一緒したのが出会いでした。遠く離れた北海道と三重で、今もこうして変わらずご縁をいただいていることに、あらさんと会うたびにうれしくて感謝が絶えません。
カンテレのやさしい音色のように、静かでやわらかい空気を纏ったあらさん。カンテレの音色同様、すてきなお人柄のあらさんです。

今回は、それぞれのソロに加えて、わたしの曲「メリーゴーランド」「wonderland」「under the linden」の3曲にカンテレで入っていただき、アンコールでは、2曲それぞれが選曲した曲を。わたしが選曲の「サリーガーデン」をカンテレの伴奏で、そして、あらさんが選曲してくれた沢知恵さんの「こころ」を一緒にお届けしました。
あとで「サリーガーデン」が入っているCDはどれですか?と聞かれてうれしかったのですが、ボーカルで参加している音源はなく、こちらは、あらさんが馬頭琴奏者の嵯峨治彦さんと活動されているRAUMAのアルバム『深い海』の1曲目に収録されています。カンテレに馬頭琴が重なってとっても素晴らしいアレンジになっています。アイルランドの民謡で好きな曲だったので、ぜひカンテレの伴奏で唄ってみたいと思いました。
最近、スコットランドやアイルランドの古い時代の曲がとても好きです。ライブでも唄ってみたり、いつかCDにも収録出来たらなぁと思っています。

 ミニ大通りというかわいい名前の通り沿いにあるとてもいい雰囲気!のカフェロウライフさん、音響でお世話になった星さん、いつもあたたかく迎え入れてくれる、あらご夫妻、そして、ご来場いただいたみなさまありがとうございました!