10月になりましたね🍂
いつもはあっという間にもう10月!とか思うのに、今年は9月がとてもとても長く感じてしまって、やっと、という気になっています。10月は一年で一番好きな季節。気候はいいのに花粉症もないし、なんといっても秋の味覚。食べ物も美味しい。
そんな秋なのですが、8月末にコロナ感染者となりまして(ついに。お初に。流行に乗りました。)9月に入ってからも自宅療法しておりました。
わたしの場合は、喉の痛みや咳が主たる症状で、今はすっかり良くなりましたが、今なお続いているのは、味覚&臭覚障害です。デルタの頃にはよく聞いた味覚がなくなるという症状、オミクロンではかなり減ったとも言われて少数という噂ですが、しっかりとその少数に入ってしまったようで、味覚&臭覚がまだ完全に戻ってきておりません。味覚&臭覚がなくなってから今日でちょうど一か月経ったのでかなり長引いています。味わうことのない日々の食事、これはとても悲しいですー。嗚呼、、秋の味覚よ。。観察していると、突然100%に復活するということではないようで、少しずつ少しずつじわじわと回復していくという感じです。
3か月は免疫が持つようなので(なんと短い!)今はある意味最強なのですが、それもこの株に関してだけで、また違う株が出てきたらあっさりと感染してしまうらしく、ホントに終わりがないコロナの旅ですね。休日中に発症したので、幸い濃厚接触者に該当する人もなく、もともと隔離生活のような日々なので家族に移す心配もなく、家でゆっくり療養できたことでストレスはだいぶ少なかったと思います。感染はしないほうがいいに決まっていますが、普通に生活をしていたら感染を免れるのはもう至難の業かも知れません。
ひさしぶりのブログ更新となってしまいましたが、8月、9月のライブ振り返りです!
8月は、四日市、岐阜、大阪でした。
四日市SIXTYSIXでは、2019年に東京でご一緒した以来の再会となった中田真由美さんとのツーマンライブでした。本編が終わってから少し真由美さんとフリートークをしまして、長野へ移住された経緯やお互いの音楽活動のことなどなどお話しました。終演後も一緒にごはんを食べていろいろ話して、一人の弾き語りはやはりとても孤独なので、ときどきこんな風に同じうたうたいの人と本音で語れることは楽しい時間でした。真由美さんのサポートをされていた夏秋文彦さんとの出会いもとてもうれしい出会いでした。またいつか3人で再会したいなぁ♪
そして、翌週は岐阜のadapterでした。コロナ禍になる前から、今回オープニングアクトで参加してくださったMASAさんからご紹介いただいて、ずっとうかがいたかったお店です。やっとうかがうことができました。はじめてのお店はとても緊張するのですが、お店の市川ご夫妻のやさしいお人柄とMASAさんもいてくれた心強さもあり楽しく歌うことができました。お得すぎる太っ腹なadapterのフードメニュー(ホントに最高!)、しっかりと終演後に美味しくいただきました。はじめてお会いする方もたくさんで、遠くからもご来場ありがとうございました♪
そして、8月最後は、大阪へ。大阪は大好きなのでちょくちょくプライベートでは訪れておりましたが、大阪で歌うのは2年半ぶりでした。阿倍野にあったお店、流流の西村さんが呼んでくれました。流流のお店はなくなってしまったけれど、その後もいろいろな場所で流流の空気そのままにイベントを続けておられます。西村さんとはちょうど3年前の夏に、お寺で開催された今回と同じ「祭夏風鈴」というイベントに出演させていただいた以来の再会で、流流のイベントでおなじみの共演のみなさんとも再会できたこともとてもうれしかったです。数年ぶりの再会だった共演のかしもとゆかさん、ふじたゆかりさんと楽屋でいろいろお話できました。ヒトリバンケットさんは、わたしが以前声帯炎で歌えなくなってうかがえなかったイベントで初共演がかなわなかった経緯もあり、こうして数年ぶりにご一緒できたこともうれしいことでした。今回の会場となった雲州堂は、ずいぶん前ですが一度だけ出演させていただいたことがあり、食べ物とお酒が美味しかったなぁという遠い記憶でしたが、今回本番前にいただいたランチもとても美味しかったです。今年は夏らしいこと何一つできずに終わった夏だったので、わたしの唯一の夏気分なお祭りでもありました。お会いできたみなさまありがとうございました♪
そして、9月は、今年もいなべ市の竹あかりのイベントで歌いました。
主催の岡さんは浜田真理子さんの大ファンで、毎年この竹あかりに出演される浜田真理子さんにわたしは毎年くっついて、真理子さんのステージに少し参加させていただいております。今年は台風の心配からの幕開けとなった竹あかりで、当日も雨&風が心配で冷や冷やしましたが、いつもの水上ステージは断念となったものの、屋根付きの野外ステージで歌うことができました。幸いライブ中には雨に降られることもなく、吹き始めた風の影響を大きく受けることもなく、無事に終了しました。終了後には、ザバザバの大雨となり、真理子さんの晴れ女ぶりに仰天するとともに、毎年毎年感動の素晴らしい竹あかりに注ぐ岡さんの情熱と心意気、本当にすごいです✨
9月は台風も多い月でしたが(15号では大きな被害も出てしまいましたね、、)、お別れも多い月でした。憧れで大好きなおおたか静流さんの訃報、その後には、突然の身近な方とのお別れもあったりで、本当にいろいろな気持ちを味わった日々でもありました。
おおたか静流さんには、アルバム『Morgenrot』発売のときにコメントをいただいたり、東京でのアルバムのレコ発ライブにゲストでご出演いただいたりとお世話になりました。
静流さんが作詞をされている「Roaming sheep」をアルバムに収録したいという思いがあり、そのことでもたくさん相談にのっていただきました。静流さんはわたしが小さい頃から活躍されていて本当にすごい方だけれど、こんなわたしにもいろいろと心を配ってくださって、いつお会いしてもとてもとてもやさしい方でした。静流さんに「under the linden」という曲を聴いていただいたときに、菩提樹の下でという意味なんだよね、小さい頃は幼稚園にあまりなじめずによく一人で木の下で過ごすことが多かった、というようなお話をされていたのがとても印象に残っていて、わたしも小さい頃は人見知りでなかなかこの世界にうまく溶け込めなったので、静流さんにお会いしたときにいつも感じる安心感はそんなところにもあったのかなと思います。
最後にお会いしたのは、2019年の10月でした。その日は、長野でのはじめてのライブの日で、ちょうど静流さんもお昼間に長野の森の中で行われるイベントに出演されると知って、ライブ前に静流さんに会いに行きました。突然現れてびっくりさせてしまったのだけれど、再会をとても喜んでくださってライブが終わってから少しお話させていただきました。
森の中で聴く静流さんの歌声は、森や木々の精霊のようでした。
今年に入ってから体調を崩されているのかも知れないと思っていたけれど、また必ずお会いできる日がくると思っていたし、こんな風に突然お別れすることになるなんて全く思っていなかったので、本当にショックでした。
静流さんの人生の大切な時間をわたしにも分けていただき本当に感謝しています。
静流さんありがとうございました。
歳を重ねるごとに、、、あたりまえに人と出会っていた若い頃とはやはり少しずつ見えてくる景色はちがってきています。限りある命であるってことがだんだんとてもリアルに迫ってきて、いつかは今出会えている人たちみんなとお別れしなくてはいけないんだなあって。
そんなことを、ただ考えただけで涙が出てきます。
今ある時間をしっかり大切に生きることですね。