風薫る5月です。このところ早くも夏みたいに暑い日もありますが一年でもとても好きな季節。先日道端の紫陽花が小さなつぼみをたくさんつけているのを見かけて、きたきたもうすぐだーと紫陽花の開花も楽しみな毎日です。
5月はまたひとつ歳を重ねました。たまたま誕生日前にタイトルに惹かれて購入したこちらの本の中で「誕生日の山」というエッセイがあり、毎年誕生日には山に登るという著者に憧れて、今年は登るぞ!と張り切っていたのですが、前日の夜から春の嵐と呼ばれる雨風。朝起きても降りやまぬ雨で叶わぬ誕生日登山となりました。またひとつ新たな楽しみが増えたということにしていつかきっと、という思いです。山はそこにあるのにー。思えば去年の秋の登山も雨で途中下山となってしまったので、”街と山のあいだ”で、ときどき山に思いを馳せて暮らしています。
春のライブを振り返ります。
3月23日が今年の歌い初めとなりまして、5年ぶりに兵庫県のうどん屋の2階で歌いました。浜田真理子さんにはじめて連れて行ってもらったのが2016年。毎年春に訪れていろいろな春のうどん屋の2階を思い出します。桜が咲いていたり、ステージの大きな窓から月を見たり、恒例のおいしいうどんを食べられるのもすごく楽しみで。最後に訪れたのが2019年の春でした。所長さんのご病気やコロナ禍やいろいろを経て、そのときご一緒した浜田真理子さんとマリノさんのMariMariのお二人とまたここで歌えて、元気になられた所長さんとの再会も全部がうれしい時間でした。
MariMariMakikoおいしいうどん☆
浜田真理子さん、所長さん、マリノちゃんと笑顔の再会
INABEフェスのロゴデザインを描かれたイラストレーターのanchanさんに描いてもらった似顔絵。似顔絵を見てまた自分を知りました。
そして、大阪で歌いました。
阿倍野で流流というお店をされていた主催の西村さん。お店がなくなってからもいろいろな場所でイベントを続けていて、流流のときから続いている春のイベント「春光音庵」今回は心斎橋の歌う魚での開催でした。同じく西村さん主催の流流フェスに出演した2018年以来の歌う魚。店長の森本さんは、以前心斎橋にあったお店酔夏男(よかにせ)のときに何度か出演させてもらってお世話になり、それから数年ぶりごとに一瞬だけお会いして、なんとか生きてますーとお伝えできております。
ライブペイントのnoriccoさんは、流流でのライブを共通の友達と一緒に観に来てくれたのがはじめましての出会いでもう6.7年前のこと。それからめぐりめぐって初共演となりました。引き合わせてくれた友達もライブを見届けに来てくれてとても喜んでくれてうれしかったです。
ライブの後、絵の説明をするnoriccoさんとそれを聞く胡池。三日月とともに海に浮かぶ。モルゲンロート色と交じり合っている~